“彼は絶対に知っています(他绝对清楚),中国の人々は彼を売国奴だと骂りますから(因为中国的老百姓都会骂他狗汉奸),ですが(但是),彼は本当に何の役にも立たないのですか(他真的一点用处都没有么)?”
影佐的耐心让小田原不得不跟着努力思考,随即又给出了自己的答案,“少しは役に立つこともあるかもしれません(可能有些时候还是能起到一点作用的)。”
“小田原くん(小田原君),犬を饲ったことがありますか(你养过狗吗)?”
“犬を饲ったことがありません(我没有养过狗)。”
话题的跳跃让小田原有些更加捉摸不透,但是他依旧选择如实以对。
“私も犬を饲ったことはありませんが(虽然我也没有养过狗),ですが(但是),犬を饲うのに饵が必要なことは知っています(我知道养狗需要喂它们吃什么)。
あなたの犬に攻撃力が欲しいなら、血のついた肉を食べさせる必要があります(如果想要你的狗有足够攻击力,需要给它们吃带血腥的肉)。
売国奴に対してはですね(而对于这些汉奸),犬だと思いますか(你当他是狗),犬が吠えるだけです(它们就只能替你狗吠),彼に自分を个人だと思わせるのです(如果你让他觉得自己是个人),犬にはできないことができる可能性があります(就有可能办到狗办不到的事情了)。
小田原くん(小田原君),ということは、わかりますか(这么说,你可明白)?”
影佐的这番论述让小田原恍然大悟,又诚心诚意地鞠躬表态,誓要向影佐学习更多能力,让自己不至于又做错事拖影佐的后腿。
“自分を责めることはありません(不必自责),でも、これからはもっと考えて行动しなければなりません(不过以后一定要多思考再行动)。
それから、もっと中国语を勉强したほうがいいですよ(另外,你一定要多学一学中文了),中国人には「敌を知り己を知れば百戦危うからず」という言叶があります(中国人‘有知己知彼百战不殆’这句话),彼らに胜つためにはまず彼らのことをよく知る必要があります(我们想要真正战胜他们,自然需要首先更了解他们)。
さっき彼が言ったように「山があれば薪がなくなればいい」です(就像他刚刚说的那句‘留着青山在不怕没柴烧’),「生きてこそ将来がある」という意味です(意思是活下去才有将来)。
そしてこの言叶で,あの人たちは一味ではないと分かりました(而这句话,让我知道了那些人很可能不是一伙的)
ですから,今回の败北は,必ずしも敌が上だとは限りません(所以这次的失败未必是敌人棋高一着),偶然の一致で同时に2つの敌に遭遇した可能性があります(很可能是一个巧合让我们同时面对了两拨敌人)
しかしこれは我々が直面している敌が1つではないことを思い出させてくれます(但是这也提醒我们,我们所面对的敌人本就不是只有一拨)
これからの行动には、もっと気をつけて、细かいところまで気を配るようにします(在以后的行动中一定要更加注意,留意每一个细节)
国民党军统にとって彼らはより専门的な训练を受けていました(对于国民党军统而言,他们受过更专业的训练)彼らよりも専门的な私たちの足迹は残っています(所以,比他们更专业的我们反倒更容易有迹可循)
ですが(但是),そもそも共産党の地下党は専门的な训练を受けていません(共产党的地下党本就没有受过专门训练)彼ら自身がこの土地で生まれ育った人间である可能性があります(可他们自身很可能就是这里土生土长的百姓)
だから、共産党の地下党が伪装をしている场合のほうが、绽びが少ないのです。彼ら自身は、ある职业を伪装しているのではなく、もともとその职业を伪装しているのですから(所以共产党的地下党进行伪装的时候,破绽反而更少,因为他们自己不是在伪装某个职业,而是原本就是那个职业)
だからこそこの地の人々の协力が必要なのです(所以我们才需要更多这片土地上原原本本的人来协助)。”
这番讲解,让小田原更加感受到了自己长官的睿智,心悦诚服,同时深深了解了自己的不足和日后应该如何努力的方向。
而这,就是影佐,一个深不可测的日本军国主义爪牙,没人知道他那副睿智的面具之下,到底还隐藏了多少张嘴脸,但是,其中一定有如奸似鬼的狡诈和无所不用其极的残忍……